マススパーで相手をケガさせない「やり方」は、【受け方】と【力加減】にあり
トレーニングできないときは、知識を蓄える!
キックボクシングのコンタクトトレーニング(対人トレーニング)の中で、マススパーリングというトレーニングがあります。
「マススパー」や「マス」とか略されて言われます。
力加減を10%~30%程度に抑えて実戦形式のスパーリングをして、相手をケガさせないように攻撃のパターンやガードのやり方を覚えていくトレーニング方法なのですが、
このマススパーで肋(あばら)をやられ動けなくなって3週間が経ちました。
3週間も全くトレーニングしないとお腹周りが少したるんできてるような、、、
今日、だいぶ痛みも引いてきたので試しに軽めのトレーニングに行きました。
マススパーはまだできそうにありませんが、軽めのトレーニングはいけそうです。
動けない間、マススパーで怪我をしないために少し勉強してみました。
自分が怪我をしないのはもちろんですが、相手に怪我をさせないための受け方というのがあるので紹介したいと思います。
マススパーで相手をケガさせない「やり方」は、”受け方”と”力加減”にあり
初めてマススパーをやると多くの人は相手より強いか!?
つまり「勝ち負け」もしくは「優劣」を考えてしまうのではないでしょうか。
私はプロでもないですし、アマチュアで上を狙おうと思ってるわけでもないです。
それでも、トレーニングにそこそこの時間を割いているので「どこまで通用するのか!?」というのが気になります。
その気持ちが強く熱くなってしまうとムキになって怪我をしやすくなるのだと思います。
そこで今日の本題です。
まず相手に怪我をさせないための「やり方」ですが、
・ローキックなどでカットが間に合わなそうな時、無理にカットに足をあげないで受けること
・ミドルキックなどを腕で受ける時は、肘を内側に入れて受けること
だそうです。
私も経験があるのですが、ローキックを無理にカットしようとして膝が相手に当たって怪我をさせたり、
ミドルキックを肘で受けてしまって相手を怪我させたりしないようにする受け方です。
次に考えるのが「力加減」だと思います。
よく言われるガチスパーは全力なので分かりやすのですが、マススパーは一番力加減がわからない(人によって受け取り方が違う)ところ。
私は「力加減」は、心構えで変わってくると思っています。
私の場合、勝つために、優勢になるために、という所からくると力んだり力加減に気が回らなくなります。
逆に、自分の課題を意識したりコンビネーションを試そう、やってきたことを出し切ってみようと思うと何%くらいの力でやろう!
と決めたくらいでできるように思います。
知識を蓄えるだけでなく、体験によって身につけよ!
何事にも最低限の知識や準備は必要だともいますが、
知識ばかり入れて実際の行動に移さない人って結構います。
そんな人の多くは知識を入れることによって前進する材料を得ているのではなく、動かなくていい理由を探してるのではないでしょうか。
世の中に完璧なものなんてないと思っています。
だから、知識をつけて欠点やデメリットを挙げることはできると思います。
ただ、多くのことは体験によって身になっていくことがほとんど。
12月の試合は怪我の回復とできる練習量を考えてやめました。
次の試合に向けて、さらなる体験を積んでいきたいと思います。