10連蹴りから40連蹴りまでできるようになる3つのコツ
こんにちは。井田やすひさです✨
キックボクシングをやっていると連蹴り、特に10連蹴りですね、これをバタバタしないでできるようになりたい!というのが目標のひとつになったりする方も多いのではないでしょうか。
私は当初、「10連蹴りできてもマススパーやスパーリングで10連蹴りをするわけじゃないし、それよりも1蹴りずつを強力にしていく方がいいんじゃないかなー」と思っており、10連蹴りはやっていませんでした。
実際にマススパーではロー、ミドルの2連蹴り、やっても3連蹴りくらいです。
そうなると、連蹴りは何のためにやるのでしょうか?
できたらかっこいいから!というのもひとつの理由としてあると思います。
私はプロ経験があるわけでも、プロを目指してるわけではないので、あくまで私の体験からのシェアですが、
飛躍的にミドルキックのバランスと蹴りの質が変わるからだと思います。
最初の10連蹴りまでは「バランスを崩さずに蹴る」がテーマでした。
軸足があっちこっちいかないで、ほぼ同じ場所で踏み換えができているかです。
変なところに力が入ったり、蹴りのバランスが悪いと軸足があっちいったりこっちいったりします。
それにより体力も消耗して10連蹴りで息が上がってしまいます。
これがある程度できるようなって、次は20連蹴りにチャレンジしました。
この時のテーマは「蹴りのフォームを一定にする」でした。
軸足を一回一回返さないというのもポイントでしたが、蹴りのフォームが毎回同じで安定するようになってきて20連蹴りできるようになりました。
連蹴りは軸足を毎回返さないというのは、以下の動画分かりやすいと思うので、よかったら参考にしてください。
そして、30連蹴りにチャレンジした時のテーマは「脱力、特に上半身の脱力」です。
30連蹴りを達成してから40連蹴りまでは、これらのすべてを意識しました。
- バランスを崩さずに蹴る
- 蹴りのフォームを一定にする
- 脱力、特に上半身の脱力
この3つのポイントが感覚的に身について、40代半ばの私でも左も右も40連蹴り達成することができました。
40連蹴り達成もうれしいですが、何よりも脱力してミドルキックを蹴れるようになり、マススパーで20代の若者と5Rくらいやってもスタミナが持つようになりました。
10連蹴りはそれ自体が実践で使えるわけではないですが、通常の蹴りのバランス、質をあげるにはもってこいの練習だと思います。
また蹴りのバランスが取れるようになると、私の息子も連蹴りをするようになってから蹴りのバランスが各段によくなりました。
キックボクシングは、ボクシングと違って「キック」があるので、私は「キック」の向上にも力を入れています。
ぜひ皆さんの「キック」の上達の参考になればうれしいです。
ではまた~♪