魔裟斗から学ぶ、格闘技の試合で勝つためのメンタルの鍛え方、気持ちを強くする秘訣!
◆反復練習の継続は裏切らない
最近コンビネーションのトレーニングを重点的に始めたのですが、
オランダ式の練習の特徴は、1日の練習時間を長くするのではなくコンビネーション、対人、フィジカルを繰り返し行うそうです。
コンビネーションのトレーニング日があるのが特徴で、オランダ式で有名な選手といえば今のK-1の前身だった時代のピーター・アーツ、アーネスト・ホーストではないでしょうか。
コンビネーションは、パンチから蹴り、蹴りからパンチ、上下、左右を散らばしながら打つのが基本だと思います。
ただ、知識で知ってるかではなく反復によっていざって時に自動的に出るようにすることが重要と教わりました。
毎回コンビネーションのサンドバックをやっている内に、最近のマススパーではコンビネーションが自然に出るようになってきて練習の効果を体感中です!
試合に向けて継続していきます。
◆魔裟斗の1番になるための秘訣は24時間注ぎ込むこと
さて、前回に続き今回も「格闘代理戦争」の監督の一人、レジェンド魔裟斗が自身の選手たちに話した内容を紹介したいと思います。
魔裟斗軍の選手が「大事な試合やスパーでの気持ちの持っていき方は?」と質問した時の魔裟斗の答えです。
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気持ちの持っていき方は、どれだけ練習したかだから。
練習してなかったらいざって場面で心折れちゃうから、ツライとき。
でも、キツイ場面でも練習しておけば心折れない!
試合までにいかに準備できるかだよ。俺は現役の頃は、365日24時間試合のことばかり考えていたから。
練習時間以外は相手の研究をしたり、疲労を抜くための時間にしたり、食事も強くなるための食事をした。
基本的に24時間格闘技のことを考える。
そうじゃないと1番にはなれないーー!!1番になりたかったら格闘技のことだけ考えて生活していくことが一番の近道。
現役であればそうあるべきだと思う。
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格闘技、スポーツのモチベーションや気持ちの持っていき方、仕事だとエンロール力の磨き方など、スキル・テクニックをできるだけ短時間で手に入らないか?!と一度は考える人は少なくないのではないでしょうか。
私自身も「効率的に」という名目で、楽してなんとかならないものか?と考えた時期もありました。
でも、私の経験の中ではどんな世界でも積み重ねと継続が「いざ」という時に自分を支えるものになると思います。
いわゆるメンタルが強くなるというやつです。
これは、瞬間的に集中して積み重ねるだけでもダメだし、積み重ねることなくただ継続しているだけでもダメ。
積み重ねながら継続することが「いざ」という時の自分を支える力になります。
魔裟斗の言葉から感じたのは、天才とかではなくなるべくしてチャンピオンになったのだと改めて感じたことでした。