キックボクシング上達に欠かせない動画撮影!!効果的な3つの理由
長い梅雨が明けたと思ったら急に猛暑になってきましたね。
この暑さに負けず元気に過ごされていますでしょうか?
私はこの1ヶ月、練習に励み「右ミドルキック」の課題にぶち当たっていましたが、今週やっと解決の手応えを掴むことができました!!
ということで、今回は私の経験でぶち当たった課題、それをクリアしたポイントなどをお伝えできたらと思います。
さらなる上達のために動画を撮る
まず、全ての課題クリアに向けてオススメなのは「自分自身の動画を撮ること」です。
動画を撮ることに関して、面倒くさいなーとか、なんかたいして上手くもないのに動画撮るとか恥ずかしいなーと思う方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、思い切ってやってみると思った以上の効果が期待できると思うので、まだの方はぜひチャレンジしてみてください。
動画を撮ってよかった理由は3つあります。
【理由1】自分のクセを客観的に見ることができる
うまくなりたいのでアドバイスされたことを忠実にやろうとします。
でも、動画を見ると自分ではやってるつもりで、できてないことが多かったです。
それを確認することができます。
私の場合、「右ミドルの踏み込みをもっと斜め45度に」と何度も言われるんですが
自分では「やってるんだけどなー」という状態でした。
そこで動画を撮ってみると、、、なんと真っ直ぐに踏み込んでるではありませか!!!
次の時に、自分が思ってる以上にこれでもかと大げさに踏み込んでみたら「ナイスキック!」のトレーナーの言葉が!
あとで動画で見返してみると自分が大げさに!と思っていたのがちょうどいい感じでしたw
【理由2】褒められる打撃と、そうでない時の違いをイメージできる
ミット打ちなどでトレーナーに「ナイス〜」と言われた時と、指導された時の違いを分析できる自分で打って違いを感じる場合もあるんですが、
トレーナーからアドバイス受けた時の打撃、「ナイス〜」と言われた時の打撃を比べたりすると視覚で違いを認識できます。
私の場合、1で「ナイスキック!」と言われることも増えてきたので、「もっと踏み込みを斜めに」と言われるときとの違いを見返すことができ、イメージと感覚を思い出して振り返ることができました。
【理由3】アドバイスを聞く機会損失を減らせる
アドバイスをもらいたい人にアドバイスをもらえるような機会があった時、すぐに自分の動きを観せることができる。これは稀なケースかもしれませんが、日頃の課題の動画を撮っておくと、もしそういうチャンスがあった時に動画観てもらってアドバイスをもらえます。
私の場合、少し空いた時間にトレーナーにマススパーの動画を観てもらってこうなってしまうんだけどどう対処したらいいか?
テクニックや練習方法などもその場でアドバイスをもらうことができました。
という感じで、動画撮影は上達に効果的なツールだとは思います。
できるまでやる!効果的にやる!圧倒的にやる!
今回動画を撮ることの良さを言ってきましたが、一番大事な前提は「できるまでやること」だと思います。
闇雲にただ練習時間を費やしてやる、という意味ではなく、自分の課題に効果的な練習をできるだけたくさんやること。
「どのくらい?」と言われたら「できるまで」です。
何かできるようになるまでには、大まかに3つのステップがあると思っています。
- 理屈ではわかった、言葉では説明できるレベル(知識レベル)
- 感覚的にうまくいった時とそうでない時が自分でわかるレベル(理解レベル)
- 当たり前に自然とできるレベル(体得レベル)
動画撮影は、1の段階で効果的なツールですね。
2,3の段階に必要だと思うのが「できるまでやる」という前提と「練習量」です。
私のここ1ヶ月の「右ミドルキック」の課題がやっと2の段階に進んだ感じなのですが、
1の知識レベルで説明すると「右足の脱力」と「安定した軸」でした。
先週、やっと脱力できた時にいかに楽にスムーズに余計な体力を使わずに蹴れるかを何度も体験しました。
右ミドルを蹴っていた時のちょっとした違和感が払拭されました!
これでやっと2の理解レベル。
ここから3の体得レベルに向けて、日々蹴り込み練習の強化です!!
世の中は、思ったような成果や結果が出てない時、これだけたくさんの時間を費やしてるのに、、、と呟く人もいます。
どれだけ時間を費やしたか?だけでなく、
成果や結果に効果的な時間をどれだけ費やしたか?!
が大事なのではないでしょうか。