『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~』に出場した久保優太選手から清濁合わせ持つ人間力を学ぶ!
3月22日(日)さいたまスーパーアリーナで『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~』が開催されました。
K-1といえば「武尊(たける)選手」がとても有名なのですが、
私としては、最近は、久保優太選手と奥さんであるサラさんのYouTubeチャンネル『サラ久保ちゃんねる』をみているからか、私が一番見たかった試合が久保優太VSジョーダン・ピケオーでした!!
投資家の顔を持つ王者・久保優太の捉え方
試合の結果は、『K-1 WORLD GPウェルター級タイトルマッチ』にて王者・久保優太(32=K-1ジム五反田チームキングス)が日本人無敗のジョーダン・ピケオー(29=オランダ/Mike’sGym)に判定3-0(3者とも30-29 )で勝利しました。
久保選手は目がよく戦略家で日本人でピケオ―に勝てるとしたら久保だけだ!と言われていて、そんなファンの期待に応えたことになります。
久保選手、普段はなんと投資をしており、試合が決まると格闘技のことを考える時間を作らないといけないので、、、と、
ここ3年間は年1回のタイトルマッチ(王者防衛戦)しか試合をしていません。(通常は年3回~4回くらいやるそうです)
久保選手曰く、王者のタイトル保持期限が1年くらいらしく防衛戦はしないといけないので年1回なんだそうです。
K-1の試合後の記者会見も面白く、武尊選手と久保選手の捉え方の違いを感じます。
是非見比べてください。
【武尊選手の記者会見】格闘家のイメージ(かっこいい)
【久保選手の記者会見】前半のかみ合ってない感も面白い
どんな格闘技でも世界チャンピオンと聞くと「格闘技漬けの毎日!」というイメージでしたが、
いろんな人がいるんだということ、『プロ』の世界は結果を出せばOKなんだ!ということを改めて感じました。
試合を決めてからの久保選手の対ピケオ―動画の一部がこちら。
ボディーで倒れたことないといってますが納得です!
人を引き付ける魅力の1つは、結果かつ人間味のある等身大の姿である
こんな話をしていると一見、武尊選手と久保選手を比較してバカにしてるように聞こえる方もいるかもしれませんが、
K-1選手として「武尊選手」のあり方はかっこいいですし試合を見ていても面白いです。
でも、人として今興味をもっているのは?といわれると久保優太です。
理由は、「清濁あわせもっている(人間味がある)」「等身大」「失敗も面白くしてる」
ので、これからもどんなことが起こるんだろう?!と期待させれるからです。
タイトルや称号、立場を手にするために生きるだけでなく、
自分に期待できてもっともっと面白みのある人生にしていきたい!と思いました。
自由だからこそ「できないのか?やらないのか?」を自問自答することが上達の分かれ道
私が通っている近所のジムは、時間内であればいつ行ってもいつ帰ってもいいというスタイルのジムです。
ミット打ちはトレーナーが持ってくれますが、それ以外は基本自由にサンドバックや筋トレなどを各自で行っています。
ジムに通う主婦の方々を見ていてすごいなー!と思ったのが黙々と筋トレをしてるんです。
私はどちらかというと筋トレが好きではないので、ついついサンドバックを長めにやってしまいます。
限界と感じた一歩先の練習量は、自分の内なる会話できまる
決まったメニューがないので何をやってもいいわけですが、「どのように決めてるか!?」はとても重要だと思います。
私は練習メニューを必ずやること、時間がある時に追加でやることを分けて練習メニューを決めています。
なぜなら、
自由だからこそ本人の意志次第だからです。
例えば、「みんなで腹筋20回やりましょう」とトレーナーから声がかかったとします。
「他のことをやって聞こえないふり」
「苦しそうだからやらない」
「10回しかできないから、そこで一旦休憩」
自由なのでそれでも構いません。
ただし、
「できない」のか「やらない」のかは、しっかりと切り分ける必要があると思います。
腹筋を「10回しかできない」と思っている人は、本当に「10回しかできない」のか「10回しかやらない」のか。
私の最近の必須メニューの「連続で前蹴り1R(3分)」は後半になると足が上げづらくなったりします。
疲れた時でもしっかりと技を出せるようになる練習なので、疲れてきたら「ここからが練習」と思ってやっています。
他にも腕が上がらなくなってきたり、呼吸が追いつかなくなったり、足腰がフラフラしてきたりすることもあります。
そんな時でも意識して「本当に限界か!?あと一蹴り、あとワンパンチ全力で!」といいながらやるとなんとか続くものです。
苦しいから少しでも楽になりたいと思うと、疲れたオーラを放ちそれなりの動きにペースダウンしていきます。
かくいう私も習い始めの頃は、トレーナーに限界アピールのため疲れたオーラを出していました。
でも、これによって得られるものは何もありませんでした。
人間の体というのは不思議なもので、限界だと思っている状態の時でさえ、意志の力でどうにでもなるのではないかと思います。
キックボクシング以外の場面でも同じで、
「できない」のか「やらない」のか、
「限界」なのか「限界だと思っている」だけなのか、
それを自分で認識するようになると生き方さえも変えていけるのではないでしょうか。
ほとんどの「限界」は、自分で作り出しているに過ぎないと思います。
やってもいないのに「限界」はわからないからです。
限界を超える練習量は練習メニューを組むんで意志の力でこなす
苦しいと思う度に意志の力だけでは折れそうになったりします。
ただ、仕方ないと放置していると何も変わりません。
ではどうするか?
キックボクシングでの私の対策は冒頭でお話しした「練習メニューを組む」です。
自分で決めた練習メニューをこなす、ということを意志の力でやるようにしています。
そうすると意志の力がはたらくのは1つに絞れますよね。
皆さんの参考になると幸いです。
今日は息子とトレーニングに行ってきます。
なんとなく脱却!トレーニングを継続するコツは「成功体験を積むこと」
最近ジム内の会話で「やめたら運動もしなくなるし、やめないことは決めてる」という方がいました。
その方は主婦でダイエット目的でジムにきている方です。
私が通っているキックボクシングジムでは、1ヶ月~3ヶ月くらいで見かけなくなる方がいます。
こういうことは、他のジムや習い事でもよくありますよね。
継続するコツは成功体験を早く積むこと
「どうやったら継続できるのか?」「継続のコツはあるのか?」と悩んでいる方に、今回は私なりの「継続のコツ」をお話したいと思います。
「継続のコツ」でよく聞くのは、
- 回数を半分に減らす
- 誰かと一緒にやる
- 音楽などで気持ちをあげる
- とりあえずジムへいく(行ったらやるから)
などではないでしょうか。
こういった方法は確かに一時的には効果があるかもしれませんが、いずれまた「継続するか?」というところで悩む可能性があると私は思います。
私も気持ちを上げるために音楽を聴いたりしますが、それはオプションです。
私なりの「継続のコツ」は、
「目的」を決め、「目標(期日付き)」を決め、「具体的な行動計画」を決める、です。
実はこれ「目標達成のコツ」です。
つまり「少しでもキックボクシングの成功体験をつくること」が「継続のコツ」だと私は思います。
ダイエットを経験したことがある方は、体重が減ってきたり、体系が少し変わってくると「お!もっと頑張ろうかな!」と思いませんか?
目的や目標に向かって何かしら成果(成功体験)があらわれてくると人はやる気がでます。
そして、成果をつくるためには成果をつくるための具体的な行動が必要です。
腹筋30回を1ヶ月続けたらこんな体になります、というのをキツイから、、、と自分のできる範囲でと10回に減らしたら1ヶ月後の成果はないわけです。
そうなるとやめようかなってなりますよね。
毎日30回やると最初はかなりキツイかもしれませんが、1週間後には「あれ?1日目より楽にできるようになってるぞ!」と実感すると思います。
余裕でてきたし40回にしてみようかな、なんてなったら1ヶ月後には当初の目標よりもいい体になってることは間違いないです。
なんとなくを抜け出すのは目的・目標と具体的な計画から!
もう少し具体的に話します。
習い事の場合、やらないよりはやった方がいいから、やってみようかな、というのはきっかけとしてよくあることだと思います。
最初は興味があるから始めるので、楽しかったり、知らないことを知れてワクワクして通います。
そこから継続するかで悩んだり、つまずく時は「なんとなく」「ルーティンだから」でやっている時が多いのではないでしょうか。
私もキックボクシングを始めた理由は、子供と一緒に格闘技をやってみたかった、子供が興味をもったのがキックボクシングだったからです。
そんな私も「なんとなく」通っているという時期がありましたが、今はアマチュア試合に出る!と決め、2つのジムに通っています。
私が「なんとなく」から抜け出したのは、
【目的】
- チャレンジし続けるため
- 子供と一緒に共有できるものを増やすため
- 若く健康でいるため
【目標】
- アマチュアの試合に出て勝利する(6月予定)
【具体的な行動計画】
- 2つのジムに通っている。1つは日々トレーニングできる通い放題の近所のジム。もう1つは、週1回個別にアドバイスがもらえてトレーニングメニューも教えてくれるジム。
- 教えてもらった自分の課題を意識しトレーニングメニューを取り入れて週3回~4回は近所のジムでトレーニングする
を決めて実践してからです。
最近は、ジムでマススパーをすると上達していることを実感できてさらに楽しくなり、もっと上達したいと思うようになりました。
目標達成はまだこれからですが、まさに過程で「成果」を実感してるのでやる気が増してるわけです。
この調子で目標達成に向けて今日も息子とトレーニングをしてきます。
「K-1 代理戦争」は「ガチンコファイトクラブ」の再来!?
先日、AmebaTVの「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」の決勝がついに終わりました。
ゲーオーズの大関選手はプロになれなかったら格闘技をやめ、
優勝したら賞金で婚約者に指輪を買う!と宣言して見事優勝されました!
試合はガチンコで「ヤラセ」はないと思うので、優勝して婚約者に指輪をプレゼントし自身はプロになられたってほんとドラマみたいですね。
「格闘代理戦争」の番組は毎週土曜に放送され、試合は1ヶ月に1回くらいなのでそれ以外は経過や練習模様が放送されます。
個人的な感想なのですが、その経過や練習模様が徐々に「ガチンコファイトクラブ」に似てきてるように思います、、、
「ガチンコファイトクラブ」とはTOKIOの冠番組で元世界チャンピオンの竹原慎二さんがプロボクサーを育てるという企画です。
この番組は毎回波乱が起こるということで「ヤラセ」ではないか!?と噂になり、一部では「ヤラセ」と認めてる人もいるようですが、ここではその真相については触れないでおきます。
ただ、「ガチンコファイトクラブ」の再来!?と最初に思ったのが「格闘代理戦争」の前シーズンで竹原慎二さんと元K-1ファイターの芦澤竜誠さんがブチ切れて揉めるというドッキリでした。
「FINAL WAR」でも魔裟斗さんがSKR連合にドッキリをしかけたり、久保優太さんが大関選手にドッキリをしかけたりと「ドッキリでした」とハッキリと伝えるところは「ガチンコファイトクラブ」と違うところですが、
純粋にこれから上達してプロを目指して夢を勝ち取っていく人間模様を期待してる視聴者としてはやっぱり残念です。
とはいっても、面白い番組であることは間違いないので毎回見ています。
番組の視聴者と製作者とでは目的が違う
一視聴者としては格闘技に関することをもっと観たいです。
試合や練習風景などがたくさんあると嬉しいですね。
その一方で、もし私が番組を放送する立場であればより多くの人が観てくれる番組にするために、
格闘シーン以外にドキュメンタリー性やバラエティー性もいれると思います(まさに今のK-1代理戦争ですね)。
なぜなら、視聴者と製作者では「立ち位置」と「目的」が異なるからです。
視聴者は観るだけで、観たときの楽しみを目的としています。
制作者は番組を制作し、多くの人に観てもらうという目的があります。
リスクを取る前提で幸せは決まる!
どんな世界でも、もちろん仕事においても「リスク取っていない状態」だと自分が感じたことだけを発信すればいいだけなので、文句、愚痴、あきらめ、気分の話が非常に多いと思います。
逆に「リスクをとっている状態」だと、とったリスクを結果に変えていく必要があるので結果にこだわる人が多いです。
ただ、注意しなければいけないのは、リスクをとることが正解だから!という理由でリスクを取ろうとする人はなかなか幸せになれない気がします。
リスクをとる=自分で自分を豊か(目標達成)に導く、と決断することではないでしょうか。
あ、話がだいぶそれてしまいましたね。
話を戻しますと、番組としてはドキュメンタリー性やバラエティー性はあっても仕方ないですが「ガチンコファイトクラブ」みたいな楽しみ方ではなく、
純粋に「格闘技」を楽しめる番組が続いてほしいと個人的には願っています。
次回作に期待ですね!!
キックボクシングのアマチュア試合に出場するにはどのくらいの「経験年数」が妥当なのか!?
明けましておめでとうございます。
前回、「野良犬祭」の試合に出る意思をトレーナーに伝えて、さあ、試合に向けて!というところで終わっていたと思います。
その続きをお伝え出来たらと思ったのですが、な、なんと、試合が流れてしまいました!!
ドキドキしながら決めたのに、、、
と一瞬思いましたが、決断する体験ができたことはとても貴重でした。
ということで、一番早い2月2日のRISEの試合に向けてトレーニングを積んでいきます。
年末は12月29日が練習納めで、キックボクシングを初めてちょうど1年が経ちました。
始めたころから自分のフォームなどを分析するため、たまに動画を撮っていたのですが、
振り返って見ると自分でも1年前とは別人のように変化しているのがわかり少し嬉しくなりました。
「経験年数」でわかることは、「やっている長さ」だけ!
今日は「経験年数」ということをテーマに書いていきたいと思います。
試合にエントリーする際に「経験年数」を書く欄があります。
野良犬祭でも「経験年数」を聞かれました。
キックボクシングに限らず、さまざまなスポーツ、仕事でも「経験年数」は〇年くらいです、
と言ったりすることがありますよね。
『キックボクシングの経験年数1年です』という人がいたとします。
週1日でやっている人と週5日でやっている人の1年後同じでしょうか?
これは、週5日でやっている人の方が上達する可能性が高いですよね。
週5日なんとなく自分なりで練習した人と
週3日でトレーナーがしっかりついて細かく教えてもらいながら練習した人の1年後は同じでしょうか?
やる気があるときは週5日、やる気がなくなると週1日という人と
やる気に関わらず週4日しっかりとトレーニングした人の1年後は同じでしょうか?
フィットネスで通ってる人と試合に出ることを目標にして通っている人の1年後は同じでしょうか?
挙げたらきりがないのでこの辺にしておきますが、
スポーツでも仕事でも「経験年数」でうまさや強さ、経験値を計るのは難しいです。
「経験年数」はどれだけ長くやっているか、が分かるだけだからです。
逆に計りやすいと思うのは「結果」です。
「~大会で優勝」と聞いたら優勝するくらいの実力なんだな!と分かりますよね。
結局は、試合に出る期日を決めて、やれることは全部やる!
長くなりましたが、つまり『いつ頃試合に出れるか?』の目安に「経験年数」はあまり関係ないと思います。
もちろん、通ってるジムのトレーナーの許可は必要ですが、
試合に出る期日を決めてトレーニングに励み、自分自身が「やれることはすべてやった!」と思えるかどうかではないでしょうか。
私も練習初めが1月4日からなので、2月の試合に向けて「やれることはすべてやった!」と言えるようにトレーニングに励みます。
アマチュアの試合にでるか迷った時にどう考え、どう決めたか。
突然ですが、、、
2020年1月19日の「野良犬祭(ノライヌフェス)」のアマチュア試合に出場することになりそうです。
12月のRISEアマチュア試合を目標にやってきましたが、アバラ骨折により出場を断念。
次は2月!と思っていた矢先、つい先日トレーナーから「野良犬祭」に出てみないか?」と言われました。
RISEと異なるルールの 「野良犬祭」で初試合!?対戦相手は18才高校生!?
当初目標と定めていたRISEの試合とはルールも異なり、試合時間においてもRISEの出場予定クラスは2分/1R、野良犬祭は1分30秒/2Rとなります。
そして、対戦相手が自分の息子でも全然おかしくない18歳の高校生!
圧倒的な体力がある高校生と2Rやるわけです、、、
一生懸命トレーニングしてきたんだから試合に出てみたい、
どのくらいうまくなったのかどのくらい通用するのか、試したいと考える人は多いと思います。
私も一生懸命トレーニングするなら試合を目標にと思ってやってきました。
そこに想定よりも早く、さらにはルールも違う試合の話が来たわけです。
さて、皆さんならどうしますか?
私は即答できず、3日間考えました。
結論は「試合に出ます!」とジムのトレーナーに伝えました。
試合が決まるかはまだ未定ですが。
試合に出るか迷った私の背中を押したのは1つの動画でした
3日間考えて「試合に出る」という結論に至った経緯をお伝えしたいと思います。
これから試合にでるか迷っている、もしくは迷ったときの参考になればと思い、
お話します。
試合に出たいのに迷う原因は、
- 相手が強く過ぎてボコボコにされたらどうしよう
- 本気でやりあうことは練習でもほぼないので、どれだけ痛いのか、耐えられるのかわからない
- 2月予定で練習していたのに1月って急すぎ!?
- その他の諸事情(私の場合は、当日子供の面倒を見てくれる人がいない)
でした。
多くの迷っている人が似たようなことを思うのではないでしょうか?
そんな私が決断させられた動画がこちらです。
迷っている方はぜひ見てください。
チャレンジへの決断は成長ベースで考えること!決めたら行動あるのみ
「試合に出るか迷ったら結果ではなく成長ベースで考えて、決断をしたら結果を出すために練習をする」
これが私の決め手でした!
試合の経験は、どんなにハードな練習をしても絶対に体験できません。
課題を見つけて、その課題をクリアした回数の多い人が成長する!!
ただ、決断したからには勝つために必要なトレーニングをしていく。
私も決めたからには必要なトレーニングを積んでいきます。
ということで、
さっそく週1回でこの方のトレーニングを受けに行くことを決めて昨日参加してきました。
この経過は引き続きブログで発信していきたいと思います。
「試合」というのはひとつのチャレンジへの決断の例で、他のことでも、
人生の岐路でも同じようにチャレンジして実践していきたいものですね。
魔裟斗から学ぶ、格闘技の試合で勝つためのメンタルの鍛え方、気持ちを強くする秘訣!
◆反復練習の継続は裏切らない
最近コンビネーションのトレーニングを重点的に始めたのですが、
オランダ式の練習の特徴は、1日の練習時間を長くするのではなくコンビネーション、対人、フィジカルを繰り返し行うそうです。
コンビネーションのトレーニング日があるのが特徴で、オランダ式で有名な選手といえば今のK-1の前身だった時代のピーター・アーツ、アーネスト・ホーストではないでしょうか。
コンビネーションは、パンチから蹴り、蹴りからパンチ、上下、左右を散らばしながら打つのが基本だと思います。
ただ、知識で知ってるかではなく反復によっていざって時に自動的に出るようにすることが重要と教わりました。
毎回コンビネーションのサンドバックをやっている内に、最近のマススパーではコンビネーションが自然に出るようになってきて練習の効果を体感中です!
試合に向けて継続していきます。
◆魔裟斗の1番になるための秘訣は24時間注ぎ込むこと
さて、前回に続き今回も「格闘代理戦争」の監督の一人、レジェンド魔裟斗が自身の選手たちに話した内容を紹介したいと思います。
魔裟斗軍の選手が「大事な試合やスパーでの気持ちの持っていき方は?」と質問した時の魔裟斗の答えです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
気持ちの持っていき方は、どれだけ練習したかだから。
練習してなかったらいざって場面で心折れちゃうから、ツライとき。
でも、キツイ場面でも練習しておけば心折れない!
試合までにいかに準備できるかだよ。俺は現役の頃は、365日24時間試合のことばかり考えていたから。
練習時間以外は相手の研究をしたり、疲労を抜くための時間にしたり、食事も強くなるための食事をした。
基本的に24時間格闘技のことを考える。
そうじゃないと1番にはなれないーー!!1番になりたかったら格闘技のことだけ考えて生活していくことが一番の近道。
現役であればそうあるべきだと思う。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
格闘技、スポーツのモチベーションや気持ちの持っていき方、仕事だとエンロール力の磨き方など、スキル・テクニックをできるだけ短時間で手に入らないか?!と一度は考える人は少なくないのではないでしょうか。
私自身も「効率的に」という名目で、楽してなんとかならないものか?と考えた時期もありました。
でも、私の経験の中ではどんな世界でも積み重ねと継続が「いざ」という時に自分を支えるものになると思います。
いわゆるメンタルが強くなるというやつです。
これは、瞬間的に集中して積み重ねるだけでもダメだし、積み重ねることなくただ継続しているだけでもダメ。
積み重ねながら継続することが「いざ」という時の自分を支える力になります。
魔裟斗の言葉から感じたのは、天才とかではなくなるべくしてチャンピオンになったのだと改めて感じたことでした。